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2005年 06月 21日
前回、「次回はMBAの受験のことなぞ…」なんて予告してしまったせいで、ついつい筆が進まず更新が遅れてしまっていた。そうこうしているうちに夫のブログにも記事数ですっかり差を付けられてしまったので、そろそろと重い腰をあげてみる。
受験のテクニックについては、別のサイトにて執筆予定なので(多分。。)、興味のある方には今後そちらを参照してもらうことにして。 題して私の受験に貢献したモノたち。 その一. 中国語版GMAT問題集 どんなテストでも共通のことだが、できるだけ本番に近い問題をこなす方が良い。ということで、私もかなりの数の問題を解いた。Official Guide と呼ばれる問題集も算数パートは3回は解いたし、予備校でも選りすぐりのメンバーだけが受けることのできる名誉ある特訓にも参加した。(選ばれた者達は シグマベストの『特進クラスの算数—有名中学入試を突破する』という小学生向きのお受験参考書をすすめられたりもするありがたーい特訓。ちなみに三平方の定理と聞いてドキッとしないような人は決して選ばれないことになっている特訓でもある。)しかし、なぜか算数パートの点数が上がらない。ということで、MBA受験業界では有名な禁断の中国問題集なるものにも手を出してしまった。この問題集、問題と正答は英語で書かれているものの、解説は全部中国語。当然分かるはずがないアルヨ。正答さえ分かれば似たような問題たくさん解いたし、解説なんか読まなくても大丈夫!と割り切って解くはずが、途中から解説内容を推測することに夢中になったりして、中国語の勉強にもなったとかならなかったとか。一粒で二度おいしいとはまさにコレ。そしてこの問題集をといた甲斐もなく算数パートの点数は上がらなかったアルヨ。 その二. ドラゴン桜 受験勉強で煮詰まっていたところ、気分転換にと夫が買って来てくれたマンガ。ホリエモンが紹介していたこともあり、ちょっと話題になる。落ちこぼれ高校生を1年間で東大に合格させて落ちこぼれ学校の再建を目指すというお話。この7月からはドラマ化されるらしい。試験前夜の鉄則、記憶力向上法などが散りばめられていて、なかなかおもしろい。(絵は好きじゃないけど。) 試験前夜、お風呂上がりに ◎ 寝る直前まで勉強をし続ける。寝る直前は暗記物を詰込む。 ◎ 睡眠時間は1.5時間の倍数時間取る。寝付きが良くなるように興奮を抑える効果のあるホットミルクを飲んでから寝る。 ◎ 入浴は夜ではなく、テスト当日の朝、熱めのお湯で。 * 就寝前の入浴では、脳も体もスイッチオフになって必要以上に気が抜けダラダラしてしまいやすい という試験前夜の鉄則を読んでしまい、「今更どうしてくれよう~ (T_T)」とパニックに陥ったのものである。 その三. 特注家紋入り和紙 少しでも周囲の受験生と差を付けることにエネルギーを注いだ私は、履歴書の紙さえも力を入れてしまった。表参道のお店で家紋を箔押しした紙を特注してしまったのだ。その昔、アメリカ人は意外と紙にこだわるということを聞いたことがあった。Essay 提出用の紙は予備校の友人が教えてくれたお店で買ったレターサイズの紙に印刷し、カバーレターや履歴書は全て家紋金箔押しの紙に印刷してみた。名付けてエキゾチック・ジャパーン作戦。この作戦は結構うまくいった。合格したシカゴの学校や、ニューヨークの学校では、面接でかならずこの紙の話題が出たし「こんな紙、ビジネスで使いたいんだけど、どこで買ったの?」とまで聞かれ、そこから話題を広げていくこともできた。正直、特注した紙ができあがって来た時は、紙の質感といい、金箔の家紋といい「 Japanese Yakuza デスカ?」と思わないこともなかったが、あれだけ面接でもりあがることができたのだから、たかが紙、されど紙である。この紙はさらに増刷してアメリカに持って行く予定。 これから受験を控えている皆さん、参考になりましたか??
by yumringo
| 2005-06-21 01:55
| MBA受験記
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