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2007年 01月 18日
すみません。おめでとうございます。
年も2-3回明けちゃったんじゃない?っていうくらい長い間、更新を お休みしていましたが、そろそろ復帰します。 筆者同様、息も絶え絶えのブログですが本年もどうぞよろしくお願いします。 前学期同様、まだまだ勉強と生活のリズムが全く築けてない状態で、 心は冬休みを過ごしたハワイに置き去りにしてきちゃったのかもとか思ったりして。 それなら無理もない、ちゃんとまわっていなくても無理も不思議も全くない。 そろそろ私のやる気もハワイから冬のシカゴに戻ってきてくれるはずなので 既に今学期も3週目に入ってはいるけれど、エンジン全開で頑張らねば。 振り落とされんなよ~ >To ワタシ ではまた。近日中に。 コメントへのお返事はそれまでお待ちください。ごめんなさい。 m(_ _)n 写真は友人を招いたお正月ディナーの食卓の一部。 友達がとってくれた「きょうの料理」表紙風、ちらし寿司の写真 もういっちょ「きょうの料理」風、手まり寿司の写真 #
by yumringo
| 2007-01-18 18:46
| 雑記
2006年 11月 29日
本日を持って10週間のマーケティングストラテジーの授業が全て終わり、
残すは持ち帰りの試験の提出のみとなった。 なんだかちゃんとマーケティングのフレームワークを理解しきれていない気がするし 教授の話は主に英語の問題で分からないことが多かったし、ちょっぴり消化不良。 一回も休まずにちゃんと授業に出てたのになぁ~。 先日なんて、みんなが大爆笑しているところで笑えなかったので、 隣に座っている親しい友達(英語ネイティブ)に 「今のはなんで笑ったの?ねぇ、何が面白かったの?? 私にも分かるようにちゃんと、詳しく、今すぐ教えて。」 と迫ったところ、なかなか教えてくれないので、声のトーンを落として 「ねぇ、教えてよー」ともう一回迫ったところ 「えぇー。。。今のはね、きわどい下ネタだったんだよねぇ。。。」 と困った顔をされてしまった。 ジョークの説明を求められるのも辛いだろうけど、独身のうら若き乙女に 30代人妻が下ネタを強要するのも、ちとイタイかも。 ゴメンね、C。次は下ネタについては男子に聞くよ。 (↑下ネタにはあくまでも貪欲な30代人妻、ヤムリンゴ) ビジネススクールの授業では、多くの教授が最後の授業に 今後のキャリアについてや、人生全般についてアドバイスをすることがよくある。 今回のマーケティングの教授も、多方面に渡り駆け足ではあったが アドバイスをくれた。 その中で印象に残ったのは以下の点。(かなり意訳) ・小手先の技術や知識に執着しすぎることなく、ソフトスキルを高めなさい。 特にビジネススクールにいる間は、そういった授業を積極的に取りなさい。 リーダーになって最終的に役立つのはそういうスキルなのだから。 ・自分が情熱を持って働ける場所、自分を認めてくれるところで働きなさい。 そして、おもしろかったのが以下のジョーク。 Q: How do you measure your success in business? A: You own the followings; Seven-series BMW, Rolex Watch, GSB Analyst Q:どのようにビジネスでの成功を判断しますか? A:以下の物を持っていることです; 7シリーズのBMW, ロレックスの時計、シカゴGSB出身のアナリスト 教授はこのジョークを皆に見せて、 「シカゴGSB出身のMBAホルダーはリーダーに仕える人という風に見られがち。 皆さんはそんな風にならずに、自らがリーダーになって欲しい。」 と言っていた。 なるほど。確かに、シカゴGSBって、オタク?ってくらいものすごーーーく金融関係に 詳しい人がたくさんいるしねぇ。なんだか完全に他人事っぽく書いているが まぁ、ワタシはリーダーに仕えるアナリストにもならないだろうし、 完全にGSBの中でもマイナーな独自路線を突き進んでいるので、 1秒たりとも「どきっ!」とかしなかったのである。なんの自慢にもならないが。 しかし、こういう教授のアドバイス、なかなか胸にしみる。 特に就職先も決まり、「自分の決断が本当に正しかったのか?」という意味で 未だに悩んだりしている私にとっては、考えるきっかけになる ありがたいお言葉だったりする。 結局何年か経って、お茶でもすすりながら「あの時ああしておいてよかったな」と 言えるようになるまで、本当に自分の決断が正しいのかどうかなんて 分からないのかもしれない。なので、そんな風に言えるようになるために、 変化に対応できる準備だけはばっちりして、 あとはひたすら前を向いて頑張ることが大事なのかも。 とりあえず卒業後の当面の野望は お釣を数十セント間違えられたくらいで悔しがらないような生活レベル 野望、低っ! #
by yumringo
| 2006-11-29 18:40
| MBAな日々
2006年 11月 28日
ちょっと肩と背中をぎっくり痛めて寝込んでいたと思ったら、
サンクスギビングが来てしまって、あっという間に11月も下旬になってしまった。 そしてまた、まったく更新せずに放置していることにすっかり慣れつつあるが これではいけないと思い直してみる。 まず、来年6月の卒業後の就職先がようやく決まった。 結局サマーインターンをやった会社に戻ることにした。 他の西海岸のIT系の会社を2社ほど受けてみたが、1社は撃沈。 途中でこっちから 「ほんと、アナタの時間を無駄にしてごめんなさい。 大して興味ないのに面接受けたりしてごめんなさい。もうしませんから。」 って言いたくなるほど、最悪の出来。 比較的面接が得意な私の面接人生でこんな最悪なのは初めてだったかも。 何を答えても、抑揚のない「べーりぃーぐっ」という反応しかなく、 「あらぁー、ヨシコちゃん、お絵かき上手ねー、よくできたねー」と言われる 幼稚園児の気分。ほんとはベリーグッドとか思ってないくせに。 あまりにも連発されるので 「その口か?べーりぃーぐっとか言ってるのはその口か??」 と逆切れしようかと思ったり。 もう1社(面接の日程間違っちゃった方)は感触は悪くなく、 応募していた Operation のポジションよりも 「キミはマーケティングに向いてるから、アニータに履歴書を渡して推薦しておいた」 と後からメールで言われたものの、アニータからの連絡を待っている間に オファーをもらっている会社からの決断期限を迎えてしまった。 たのむよ、アニータ。連絡くらいしようよ。 「マーケに向いてるといったのは社交辞令でした」とかでもいいからさ。 って、アニータって誰?美人チリ人妻? どっちにしろ、いくら前職で深い関係のあった会社とは言え アメリカでプロダクトマーケティングをやる自信なんて ・←これっぽっちもないし、会社のカルチャー的にはやっぱりサマーをやった会社の方が あっている気がするので、決めてしまった。 決めるにあたっては、葛藤もあったりしたけど、悪い選択ではもちろんないし、 こんな私をアメリカの企業の本社で採用してもらえるなんて、ありがたい。 そんなわけで来年の卒業後は拠点をシアトルに移して、もう少し 「ひぃ」とか「あぅ」とか言いながら英語と格闘するハタラクヤムリンゴになる予定。 取り急ぎアップデートまで。 #
by yumringo
| 2006-11-28 19:32
| MBAな日々
2006年 11月 02日
今日は今学期初の就職活動。
とある会社(前職と深く深ーく関わる会社だったりする)のフルタイムの面接の為、 久しぶりにビジネススーツを着る。 普段は、ほとんどスッピンで「ファンデーションは使ってませんっ!」って 胸張って答えられるくらいのダメダメ学生スタイルだが、 今日のワタシは一味違う。 「いつもより一生懸命塗らせていただいてます~」と はりきってフルメイクでアクセサリーもちゃんとつけて学校に向かう。 なんか日本のOLさんみた~い! 実は、サマーインターンをした会社から無事にオファーを頂いたものの 最後の最後まで色々な可能性を!ということで、性懲りもなく 2-3社だけをターゲットに就職活動を続けていたりする。 こんな機会でもないと、アメリカで面接を集中的に受ける機会もないだろうし。 で、とりあえず昨晩から忘れかけている製品知識やら、業界に関する情報を調査し 面接の一問一答のような感じのイメージトレーニングを行い、準備をする。 面接開始15分前。 学校のリクルーティングルームに行って、チェックインをする時間。 いざっ!とばかり、鼻息も荒くチェックインの受付に向かう。 えっと。本日の面接のお部屋は・・・。 ・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 見つからない。私の名前も会社名も見つからない。 もうっ!ほんとアメリカのオペレーションっていい加減なんだから。 こういうのって、精神衛生上良くないんだからちゃんと頼みますよ! と、ちょっぴりイライラしながら受付のおねーちゃんに声をかける。 「あのー。ワタシ、ヤムリンゴといいます。 これから面接なんですけど、名前が見つからないんですよ。 どこに行けばいいのか調べてもらえますか?(ぷんっ!)」 ほらぁ~、面接まで15分切っちゃったじゃん。遅刻したらどーしてくれるわけ? とかなんとか思いながら、おねーちゃんが台帳をめくる様子を眺める。 「 xxx 社の面接?ぷぷぷっ。あなたの面接のチェックインまであと24時間あるわよ」 へっ? だって、だって、今日ってさ、11月3日じゃない? 11月3日って書いてあったよね?ね?ね?? 「今日は、も・く・よ・う・び。11月2日。 いいのよ、誰にでも間違いはあるし。フッ。 (↑おばかさん扱いの『フッ』であることは間違いない)」 あぅっ・・・・。 今日って11月2日じゃーーーん。おぅーのぉーーーー。 いい加減だったのはアメリカのオペレーションじゃなくて、 ワタシの体内時計と注意力だったとは。 ワタシの朝からのドキドキタイムはどうしてくれるわけー? このフルメイクは誰に見せれば良いわけー? 明日もまたフルメイクしないといけないわけー? そしてまた明日も朝からドキドキタイムがあるわけー? 誰でもいいから、今日、今すぐにこの勢いで面接してくれーーー。 とかなんとか思いながら、すごすごと自宅に戻ったことは、 誰にも内緒。 #
by yumringo
| 2006-11-02 23:37
| 悪戦苦闘記
2006年 10月 29日
前回の続き。
実は今月初旬、Diversity 関連のカンファレンスに参加する為 日帰りでWashington D.C. まで行ってきた。 このカンファレンス、アメリカでは年に2回くらいあるのだが、 実は7月のサマーインターン中に業務の一環として、 オレゴンにある"Just Do It!"の会社で開催された今年度1回目の カンファレンスに参加させてもらっていた。 その時の内容がとっても興味深く勉強になったので、 是非とも今年度の2回目も参加したいとカンファレンスに参加しながら密かに思っていた。 ところが、2回目のカンファレンスは10月で、私のサマーインターンは既に終わっている。 カンファレンスは会員企業が対象なので、普通に考えると その辺の一学生が参加できるはずがない。 でも、行きたい!ということで、7月のカンファレンスの休憩時間中に、 開催元の会社のカンファレンスコーディネーターの人にすり寄って、 「10月のカンファレンスも興味があるんだけど、参加させてくれませんか?ぷりぃず。」 とお願いしてみたところ、 「うーん、今の時点では何も決まってないし分からないから、また連絡して。そーりー。」 といわれていた。どうも軽く断られてたっぽい。 が、そんな日本人みたいな遠まわしなお断りは、 アメリカ在住1年の今やノリノリアメリカンなワタシに通じるはずがない。 しかも、ワタシ結構しつこいし。えへ。 頂いた連絡先に毎月毎月「何か決まった?参加したいんだけど?ねぇ?」とメールを投げ 9月に入ってようやくワタシの粘り勝ちで「参加してもいいよー」と了承を得られた。 ということで、かなり楽しみにしていたこのカンファレンス。 しかも、タダ!お昼付き!いぇい! カンファレンスが待ち遠しいなぁ~と思っていた9月も中旬、 このコーディネーターの方から連絡が入る。 「ハーイ、ヤムリンゴ。インターン無事終わったみたいで良かったね。 10月のカンファレンスで会えるのを楽しみにしてます。 P.S. 日本のDiversity Issue について、みんなの前で発表してね♪」 もしもし?あなた何かとってもすごいことを『P.S.』の中で言ってませんか? P.S. の中で言っていいことって、「お母さんによろしく」とか「昨日はごめんね」とか 頑張っちゃっても「あいらぶゆー」とかそういうことでなくって? 日本のDiversity Issue ってあなた、ワタシにニッポン代表になれってこと? 確かにこのカンファレンス、Global Diversity がトピックだけど、 ワタシ、日本ではなんちゃってエンジニアだったし、Diversity の夕べとか そんな集いに一回だって参加したことないし(そもそもそんなもんないし) 学校でも Diversity について習ったことないし、 おじいさんにもアルムのもみの木にも聞いてみたこともないし・・・。 そりゃ、経験でモノを言うことはできますよ、ワタシだって。30年以上日本在住だし。 でも、ワタシの経験が「ニッポンのDiversity」ってことになるのはどうなのよ?? とたんに10月に向けて気が重くなるワタシ。 軽い気持ちで行きたいなんていわなきゃ良かった・・・。(T_T) もう、ほんとその辺の椅子と同じ扱いでいいから、放っておいて欲しかったし。 人様の前でお話するほど立派なもんじゃないですから、ワタシ。 だってね、このカンファレンスの参加者、みんな名の有る 世界的な企業の代表者ばかりなのですよ。 そんな方々の前で、一体何を話せと? 愚痴を言っても始まらない、とプレゼンの準備にかかるものの 重い気持ちがブレーキとなって、全く進まないし形にならない。 半泣きになりながら、歴史とか企業の取り組みとかをざざっと前日の夜までかかって まとめてみる。もうこれ以上はできません、勘弁してくださいって感じで。 (そうそう、元同僚の皆さん、 パワポの日本風デザインテンプレート 鯉 を使ってみましたよー。 まな板の上の鯉ってことで。) さて、カンファレンス当日。ほとんど寝ずに Washington D.C. へ向かう。 会場はデータベースで有名な O 社。7月のカンファレンスで知り合いになった、 あんな会社、こんな会社の人々と再会。そしてコーディネーターさんとも再会。 その場に用意されたワタシの名札をつけて準備は万端。 と思ったら、その名札には企業名の代わりにワタシの大学名がプリントされている。 見方によっては、University of Chicago の人が日本のDiversity を 学術的に語る図にも見えないことはない感じ。 ほんとこういうの困る。勘弁して欲しい。 とかなんとかガクガク緊張で震えながら思っているうちにカンファレンススタート。 カンファレンスはスピーカーのお話とQ&A、参加企業のディスカッションが 交互に行われていく形式。 ちなみに本日のスピーカー。 テレフォンカンファレンス形式でロンドンから参加した主催企業のコンサルタント。 とある法律事務所の偉い弁護士先生。 University of Chicago の学生、ヤムリンゴ。 世界銀行のDiversity のトップ。 ブラジルのトップエネルギー会社の偉い人。 だれよ?ヤムリンゴって?どんな偉い人なのよ?って、ワタシが聞きたい・・・。 そうこうするうちに、司会者に 「次は University of Chicago のヤムリンゴに日本のDiversity の 問題点に関する洞察をお話していただきます。ではどうぞー」 とついにヤムリンゴジャパンが紹介され、プレゼン開始。 最初の2-3分は緊張で声はうわずり、体は震え、目は泳ぎ、 その後はなんとかかんとか準備していたことを話して、またいつものように 「それって笑うところ?」というプレゼンター本人も意図していないところで、 大きな笑いが起こるという基本パターンを踏んでプレゼン終了。 今日もまた生き伸びることができた・・・、神様ありがとう! と、ほっとしているところに、一斉にあがる質問の手。 「なんで若い女性達には外資系企業が人気があるの?」とか 「ニッポンのセクハラってどうなってるんだ?」とか 「2007年問題って、実は良い転機になったりするんじゃないの?」とか。 アップアップになりながら、知っていることに関してどうにか答えてみる。 ふと目をやると、世界銀行のDiversity のトップの人を始め、参加者の皆さんが ワタシが話していることを一生懸命メモしている。 世界銀行の日本に対する考えが変わっちゃったらどうしよう。ワタシのせい? 国際摩擦とか起きちゃったりしないよね?とか余計な妄想が広がってしまう。 こんなことしかいえなくてほんとごめん、と心の中でひたすら謝ってみる。 結果的には、司会者が「時間もおしているので・・・」と質問をストップする程 多くの人が質問をしてくれて、無事ワタシの枠は終了した。 話した内容は笑っちゃうほど恥ずかしいことでしかなかったのだが、 そんな内容でも日本で働いていたニッポンジンが 経験を語るというのは物珍しかったらしい。 こんなのでも喜んでいただけたのであれば、震えながらプレゼンをした甲斐が あったというもの。 ワタシもQ&Aを通してとっても勉強になったし、こんなプロフェッショナルな人たちの前で プレゼンさせてもらう機会なんてなかなかないだろうし、本当に良い経験になった。 全て後付けの感想ですが。 次回、もしこういうチャンスがあったら、アルムのもみの木にもう少し早めに いろんなことを聞いておこうと心に誓ったヤムリンゴであった。 #
by yumringo
| 2006-10-29 23:51
| 悪戦苦闘記
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